イベントの開始までワクワク
私マスダは今回初めてこのイベントに参加させていただきました。正直、私は人見知りなので緊張しながらイベントの開始を待っていたのですが、お隣の席の人と話が盛り上がり、あっという間にイベントの開始の時間になりました!!
今回はお三方から「都市部企業の南房総活用アイディア」についてお話ししていただきました。
みなさんご存知無印良品!株式会社良品計画
まず一人目にお話ししていただいたのは、株式会社良品計画の高橋様です。「無印良品」の商品を企画・製造・販売しているのが株式会社良品計画。現在、良品計画が地方、南房総で取り組んでいることをほとんどの方が知らないと思います。
なぜ、良品計画が地域、南房総に取り組んでいるのか。無印良品の店舗数は現在、日本国内よりも海外の方が多いんです。その差は今も広がっています。そのような中、良品計画として日本でのあり方を考え、「暮らしや地域に考えるきっかけ作り」としてたくさんの取り組みがなされるようになりました。たくさんお話いただいたので、一つだけご紹介します。
地方に暮らしながら勤務できるサテライトオフィスを鴨川に設立!
地方では様々な課題があり、その解決は実際に起きている現場でないと解決しないことも多くあります。口だけではなく、実際に行動し解決をすることを目的にサテライトオフィスを設立しました。
地方ならではの、南房総に広がる新しい働き方コミュニティ
続いては、ランサーズ 地方創生担当の篠原様にお話いただきました。ランサーズは、フリーランスの人がインターネットによってどこでも仕事ができるということをテーマに、フリーランスをサポートするサービスを提供しています。
なぜ地方創生に関わっているかといえば、受注者の居住地が東京以外で75%を占めている点に注目が集まり、国や地域から引き合いが増えてきたため。東京一極集中の課題がとりあげられている昨今、大きな課題解決の糸口となっているのです。
どのような取り組みをしているのか?
地域にフリーランスコミュニティを作って、地域の外の仕事や人がコミュニティに流れ込み拡大することによって、地元の中小企業から仕事を発注され地域の経済循環が回るサイクルを作っています。ここで重要なポイントが地域の方々が自走できる環境を作る、ということです。
このコミュニティでは、ノウハウの指導をしています。そして最終的に自走できるように、このコミュニティの核になる部分も地域の方に関わっていただくようにしています。フローとして、受講者を育てるだけでなく、運営者を育てるために、ランサーズの中で講師やリーダーの研修をします。そしてランサーズで研修を受けた人材がコミュニティで活躍できるよう、オンラインで悩みを解決するサポートもしているのです!
参考)ランサーズ社が全国の地域団体と一緒に立ち上げた地域密着型お仕事コミュニティ創出プログラムサイト。https://l-ap.jp/curriculum/
新しい都市構造の必要性
最後に大手鉄道会社三渕様からお話をしていただきました。現在、南房総地域で何かしらの取り組みをしているわけではないですが、今後鉄道会社が地方に参入する可能性を見越してのお話でした。
これまでは都心に働く場所を郊外に住む場所を作り、それらをつなぐために鉄道を利用してもらっていたのが、現在そのモデルのみでは限界がきているそうで、新しい都市開発を構想しているようです。移住した人やUターンをした人がお店を開いたり、ゲストハウスに来た人に地域の人が現地を人やお店を紹介することでお金を使うようになり、経済を回すことにつながるのです。
鉄道会社は都市構造を開発している!意味のある出会いを意図的に仕掛ける時代になる!というお話は特に印象的でした。
お三方の話を聞いて、個人ではできない企業の取り組みを知ることができ、将来地域で働くイメージを膨らませることができました!南房総ではたくさんの取り組みがあるのですね。もっと詳しく知りたいです!
イベントの最後はタップリ交流
交流会では、南房総在住の料理人木村優美子さんに旬のおつまみをご用意していただきました。菜の花、マルカポークのベーコン、赤い大根すべて南房総産の食材だそうです。美味しくいただきながら、たくさんの方とお話しさせていただき、地域での働き方について勉強させていただきました!
次回は5月頃開催予定です。テーマは未定だそうなので、興味のある話題がありましたら、希望のテーマになるかもしれません!是非要望をしてみてはいかがでしょう?こちらのサイトに情報が出ますので、興味のある方はご確認ください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。