「地元コミュニティ訪問+企業紹介」松永醫院
ツアー2日目のはじまりは、南房総市移住モデル地区のひとつ、千倉町平舘地区。こちらの松永醫院ロビーで、松永医院長はじめ区長さんや移住熱烈歓迎の地域のみなさん、2地域居住実践者により、それぞれの切り口から平舘地区の熱いアピールがありました。
すぐ向かいは株式会社インターコム R&Dセンター。旧ちくら保育所の建物を活用した2016年設立のIT企業です。東京の株式会社インターコムの子会社でこちらではコールセンター業務を主に行っています。スタッフ募集中の朗報が!
「移住者のお仕事現場」安房暮らしの研究所 菅野博さん
2010年移住の菅野さん。こちらは国産と地元産にこだわってセレクトした生活雑貨店です。ふだんはパルシステムの配達員さんで、金土日の営業日のみ白衣の所長さんです。元漁協の建物です。当時の金庫はギャラリーに、カウンターは商品棚に、と再活用されていました。
「移住者 中川さんの話」ココロマチ@シラハマ校舎
旧長尾小学校の木造校舎をサテライトオフィスやレストランにリノベーションし、校庭には小屋付き農園スペースに良品計画の『無印良品の小屋』が並ぶシラハマ校舎。
こちらで昼食後、お話を伺いました。リタイア後の移住や、小商いなど自営業をはじめる移住者が多いなか、中川さんは地元の企業に就職されました。ハローワークで職探しをされたそうです。
「選ばなければ求人はけっこうありますよ」とのこと。サーフィンが趣味の中川さん。出社前に波に乗って…の生活に憧れちゃう参加メンバーも。
「日本三大うちわ 房州うちわ作り体験」とみうら枇杷倶楽部
全部で21工程ある伝統工芸品、房州うちわを地元の職人さんに教わって作ってみました。
たくさんある絵柄からお気に入りをさがし、のりづけ、貼りつけ、はみ出しをハサミでカットしたら、ふちを和紙で巻き込みます。
みなさん黙々と集中して、なかなかの出来栄えにご満悦の様子でした。
ツアー振り返り
2日間の総まとめは、『房総移住分類学』にて。
動機の外因、内因。その内因(動因)を4軸に当てはめて書き出してみると「なぜ移住したいのか」驚くほど深く自身を考察することができたようです。
「予想以上の成果というか中身だった!具体的に考えられ始めています!」次のステップへ。
連絡先を交換して…次回の予定が立っている方も!待ってますよー。
「また南房総においでよ!」
(文:F.敦子)