【イベントレポ】南房総2拠点サロンvol.6 〜南房総×神社

2019.1.8

神社、それは日本人にとっては古より身近な存在でした。南房総においても神社は古より重要な役割を果たしてきました。古代氏族忌部氏と南房総の関わり?紀伊半島、四国と南房総の関わり?そして房総×サイクリング=神社?という新しい施策、そんな新旧の話が聞ける「南房総2拠点サロンvol5.南房総×神社」が、2018年12月19日(水)HAPON新宿にて開催されました。

今回のサロンは、歴史が大好きな明治大学農学部2年の寺田がリポートします。私が南房総サロンに参加するのは初めてです。暴走しないようにしっかり取材していきたいと思います!まずはイベントが始まる前に何人かの方にインタビューを行いました。最初に2回目の参加の村田さん。「神様に関する知識を増やすことができたらいい」というのが参加理由でした。そしてムーミン列車で有名ないすみ鉄道沿線のいすみ市からお越しいただいた新井さんは東京出張のついでにFacebookでイベントを見つけて参加したとのことで、SNSの発信力に感銘を受けました。その他大手出版社の方が参加していたり、大手有名ベンチャー企業の方が2拠点生活者である「デュアラー」を取材するために参加したりと、このイベントの大きさを垣間見ることが出来ました。

イベント開始

まずはこのイベントの主催者である永森さんによるオープニングトーク。なぜ今回のテーマが神社かというと簡単です! もうすぐお正月だからです。もういくつ寝るとお正月ですよね!次は今回のパネリストの方の登場です。

今回のパネリストは、遠見岬神社禰宜、千葉県神道青年会会長をしてらっしゃる小林悠紀さんと天津神明宮禰宜、房総神社サイクルランド推進委員会代表をしておられます岡野大和さんです。

まずは小林さんからのお話です。遠見岬神社がある勝浦市は「ゆったり たっぷりの~んびり。旅行けばホテル三日月」のCMでお馴染みホテル三日月勝浦があることで有名です。私が小学生の頃家族で実際に泊まりに行って豊富な種類の温水プールがあったのが懐かしい思いです。さて、本題の遠見岬神社。なんと1300年以上の歴史があり御祭神は天富命であり、忌部氏の一族に属します。この忌部氏とは徳島県の「勝浦」と縁深く、更には那智の滝で有名な和歌山県の「那智勝浦」ともゆかり深いようです。そして千葉県といえば総武線や京葉線の行先である「上総一ノ宮」や久留里線の「上総亀山」、そして中山競馬場でお馴染み「下総中山」があります。何故京都から遠い房総半島が「上総」かというと、昔は房総半島の入り口が今の外房エリアからだったので「上総」ということで非常に驚きました。

そしてなにより小林さんが強調されていたのは日本人と麻との関わりです。麻と言えば悪いイメージを持たれる方がいると思います。しめ縄や苧殻などに使われているだけでなく、神具や神事まで麻に縁があることは知りませんでした。実際に房総エリアには小学校の校章に麻をモチーフにしているなど、麻と縁深いことを聞き驚きました。そして最後に小林さんより遠見岬神社の魅力である「かつうらビックひな祭り」のお話をしていただきました。来年度も2月22日よりかつうらビックひな祭りが開催されるので是非お越しください。

次に岡野さんのお話です。私は怪人20面相のような岡野さんの肩書に驚きました。地域メディア主宰、ITベンチャーの社長、地元サッカークラブの元フロント、市役所の臨時職員、そして神職!

まずは最近ヨーロッパに行ったサイクリングのための視察旅行のお話。ヨーロッパでは古くから自転車専用道路があったということ、そして日本での先進事例として、しまなみ海道のお話をいただいた後、房総サイクルライドについて。房総の神社が連携して、自転車ユーザーが使いやすいようなサイクルラックを整備し、スタンプラリーでつなぐという施策です。NHKニュースで大々的に取り上げられるなど大好評でのようです。

岡野さんが数々の新しい試みに取り組む理由は3つあります。1つ目は神社は地域のよりどころだから、2つ目は地域の情報を発信するところだから、そして3つ目は神社は常に新しいところが生まれるところだからです。私の親世代以上の方々は神社で遊んでいたという話は聞いたことがありますし、最近では神社で子供食堂や寺子屋をやっているという話も聞きます。そして最後に賽銭のキャッシュレス化の話をしていただきました。神社は「世界遺産」では無いという話もされていましたが、神社というのは常に更新されているものであり、新しいテクノロジーも取り入れていくことは自然なことなのかもしれません。

~神社豆知識コーナー~

小林さんと岡野さんの素晴らしいお話の後、永森さんが神社に関して不思議に思っていることをお二人に質問する豆知識コーナーが行われました。特に印象に残ったのが、お守りを沢山持っていて良いということです。神様同士が喧嘩するということもなく、あればあるだけご利益があると言われているようです。女子高生がバックにたくさんのストラップを付けていたように、お守りを沢山付ける文化が流行ってほしいと思いました。

~フリートークタイム~

講演が終わりフリートークの時間が始まりました。まずはAさんにインタビューしました。今の神社が積極的にエネルギッシュなことをやっていることを知ったと仰っていました。

次に現在2拠点生活を考えている整体経営者のKさんにインタビューしました。Kさんは愛媛出身で「まさか房総と四国に深い接点があるとは思わなかった」という話をされていました。さらにKさんは現在お住いの逗子は家賃が高く物価が高いこともあり、2拠点生活を検討しているようです。

最後にゲストスピーカーの岡野さんにインタビューしました。神社とコミュニティのあり方について、サイクルツーリズムなど様々な施策の行きつく先は、神社コミュニティの再生だという話を聞いて、やはり神社はコミュニティと密接に結びついているのだと感じました。

今回のレポートは以上です。ここまで読んで下さいましてありがとうございます。次回の南房総サロンは南房総×教育というテーマで2019年1月16日を予定しています。是非次回もお越しください。ありがとうございました。

 

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