デュアラーリレーコラムvol.03 成田剛史さん

2019.5.8

Q.簡単な自己紹介をお願いします

A.
1966年生まれの52歳。学生の頃から車で放浪するのが好きで、自分で製作したものも含めキャンピングカーを乗り継いできました。ずっと、同じ場所で四季の移ろいを感じたいという思いがありましたが、震災をきっかけに2011年に南房総市の古民家を購入しました。

Q.デュアルライフのきっかけは何ですか?

A.
キャンピングカーは、ストレス解消だけでなく被災地でのボランティア活動にも使用していました。東日本大震災では、津波被害が酷かった石巻の相浜地区という奥地で活動。直前まで平和な生活をしていた場所が一瞬で流され、命と思い出と財産が瓦礫の中に消える現実を見て人生観が変わりました。「時間は有限であり、1秒も時間を無駄には出来ない」と強く思うようになり、2ヵ月後には知り合いの不動産関係者に物件を紹介していただき、物件の航空写真を見て即決しました。

Q.どのようなところに住んでいますか?

A.
南房総市の三芳という地域で、東京湾と太平洋の真ん中の平坦な農村地帯の集落の中です。周りにそこそこ人は住んでいて、集落内なのでイノシシも出ない場所。縁もありましたが平坦で風が無い、ってのがポイントでした。しかし、購入した当初は一面竹やぶで、とにかくモノが大量に放置されていて大変でした。自分でパワーシャベルを購入して整備しました。

Q.どのようなデュアルライフですか?

A.
最初は家族で過ごしていましたが、現在は1人で、ほぼ毎週金曜日の仕事終わりから南房総に通っています。南房総では主に仲間たちと畑仕事やDIYをして過ごします。東京の友人や同じデュアラー仲間、地元の人などを呼んで手伝ってもらいながら、作業後は反省会と称して飲み会を行っています。

Q.そのほかデュアルライフについて感じていること、伝えたいことなどあればご自由にお書きください

A.
東京では「どこに勤めていてどんなポジションか」を重視しがちですが、南房総では「どのような考え方で何ができる人か」がその人にとってのアイデンティティになります。対人関係もここから始まることが多いと思います。例えばDIYでチェーンソーをうまく使えるかとか、力仕事は苦手だけど酒のつまみを作るのは得意だよ、とか。素の自分を表現する経験は、引退した時のために役立つのではないでしょうか(笑)。もちろん、休日で気持ちにリセットをかけるというメリットもあります。

Q.つながりのあるデュアラーがいればぜひご紹介ください

A.
男性が続いたので、女性の掛田さんを紹介します。彼女は、中学生の息子と小学生の娘を連れてデュアラーの拠点を渡り歩く、自称パラサイトデュアラーです。知り合いが多く、どこかで誰かが開催しているイベントを捜索しては参加しているパワフルな方です。