2拠点家探しコラムVol.4【富浦】枇杷農家が住んでいた瓦葺平屋建て(780万)

2019.5.3

さて第4回目。ようやく前置きが終わりまして、実際に見学してきた物件たちについて、書いていきたいと思います。

最初の頃に見た家はすでに1年以上前の見学なので、写真を見つつ思い出しながらのご紹介となります。すでに売れていて他の方が住んでいる家もあるので、どこまで掲載して良いのかものなのかよく分からないのですが、家探し中の方に参考になるところもあると思うので、ご覧ください~。

今回紹介するのは、物件探しを始めたばかりの頃、2017年11月に見学した、富浦の純和風の平屋建て。大工さんが自分で建てた家ということで、建材など良さそうなものが使われていて、今見返してみると、なかなか良い物件です。
※今は不動産サイトにも載ってないので、すでに別の方が購入されているかと思います。

・富浦町大津
・5DK+倉庫
・家は120平米、敷地としては1000平米超え
・さらに飛び地に6000平米の農地と山林あり
・浄化槽あり ←合併だったか単独だったかはよく分からず…

おうちの中をご紹介します。

 立派な欄間のある和室。十分に使える状態でした。

キレイな襖と床の間。

大工さんが建てたというだけあって、天井もよさげな建材でしっかり作られています。

キッチンは古いですが広々しています。

倉庫。枇杷農家さんだったので、枇杷の選別、出荷作業等に使っていたのかと思われます。
都心マンション暮らしの身からすると、こういう広々使える倉庫というのは憧れます。

崩れかかってますが、外にこういう炊事場があるというのも良いですね!

ご近所さんも農家さんが多く、好みの里山風景です。

改めて見直してみると、いいですね!この物件。
私が考えていた物件探しの条件に当てはめてみると、

・枇杷倶楽部から近いので立地はOK
・海ではなく、街でもなく、里山感漂うロケーションも好み
・家の広さは十分、土地の広さは十分すぎる
・平屋建てで、適度にリノベも楽しめそう
・価格も予算の範囲内 ←相場が分からず、最初の頃はもっと安く…と思ってましたが

私にとって1つ難点があったのは、見学希望の連絡をしたときに不動産会社の方がいっていた

「里道(赤道)から敷地に入る最後の曲がり角の幅員が狭く、一般車では曲がりにくいという物件でございます。」

という留意事項。

運転得意な人なら気にしないかもしれませんが、まだペーパードライバーに毛が生えた程度な私にとっては、これは重大な問題。

あと、具体的に話を進めなかったから、実際にどうだか分からないのですが、一部農地が含まれるので、農家資格のない私が購入するにはちょっとハードルがあったのかも。

まあ結局、最初に見た物件はなかなか決められないですね。

まだ相場感も分かってないし、どういう物件がどのくらい市場に出てるのかも分からないし。人によっては、「見ないで即決した」なんて人も居たりしますが、私にとっては、やはり、いくつも物件を見て、だんだん自分の中での譲れない条件を明確にしていくというプロセスが大事だったなーと思います。

と、こんな感じで、これまで見てきた物件を憶えている範囲で紹介しながら、物件探しを振り返っていきますので、よろしくお願いします。