南房総2拠点大学のその後<社会起業コース:獣害チーム編>

2018.3.20

2017年10月、11月に実施されたローカルビジネス講座「南房総2拠点大学」。
各チームごとにビジネスプランの発表が行われ、懇親会も多いに盛り上がりましたが、その後の進展はどうなっているのでしょうか。社会起業コースで、「獣害問題を解決するためのマイ罠オーナー制度」を発表した、獣害チームの活動を紹介します。

11月某日 罠見学

講座終了の翌週から早速活動を始めた獣害チーム。
「まずは現場を知る!」ということで、講座でもお世話になった、猟友会の方にご協力いただき、罠が掛けられている現場を見学させていただきました。

現場を知る

罠には「箱罠」と「括り罠」の2種類があります。餌の用意や罠の見回りなど、猟友会の方の作業や課題などをヒアリングしました。

振動センサーを使った実証実験をスタート

既存のIoT機器を使った、罠の振動検知の実験を、市内10か所の罠でスタートしました。

現場を知る

12月某日 イノシシに遭遇

これまで、罠の見学は何度かさせていただいていたものの、本物のイノシシには遭遇したことがなかった獣害チームメンバー。この日は初めて、括り罠にかかったイノシシに遭遇しました。50kgほどの雄。なかなかの迫力で、思わずビビってしまうメンバーも・・・。

現場を知る

マイ罠会員向けアプリの仕様検討

11月より、アプリ仕様検討のためのオンライン会議を、開発会社とともに進めています。

まだ、事業遂行にはさまざまな課題もありますが、「プランで発表して終わり」ではなく、何らかの形、行動を残せるように、定期的に南房総に足を運びながら、引き続き活動を続けていきます!